厚生労働省は2022年11月17日より、新型コロナ陽性者の全件把握の見直しに伴い、2020年6月19日より公開し推奨してきた新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の機能停止するための3.0.0バージョンのアップデートを配信しました。
一方で、機能が停止するCOCOAアプリは削除しただけでは、iPhoneやAndroidスマホのバックグランドで接触確認の処理が継続し続けることが分かっており、それによってデータ通信量やバッテリーを消費し続けるリスクがあると厚生労働省は公表しています。
そのため、COCOAアプリは3.0.0バージョンにアップデート後に削除しなければいけません。
その一方で、COCOAアプリを最新の3.0.0版にアップデートする方法が分からないという声があります。
COCOAアプリのアップデートってどうするんだっけ・・・
厚生労働省は配信するといっているので、待って入れば自動でアップデートされるのではないかなぁ・・・
そこで今回、COCOAアプリの機能を正しく停止するためにも、COCOAアプリの機能停止用の3.0.0バージョンへのアップデートの方法について分かりやすく解説したいと思います。
COCOAアプリを3.0.0にバージョンアップする前に、まずは今のバージョンが何かを確認しましょう。
COCOAアプリのバージョンの確認は、以下の手順で行います。
①COOCAアプリを開く。
②メニューを開く。
③設定を開く。
④アプリバージョンを確認。
以上の①~④の4つのステップで、COCOAアプリのバージョンを確認します。
確認できたバージョンが3.0.0ではない場合に、機能停止用の3.0.0版のバージョンへアップデートする必要があります。
次の章では、3.0.0版のバージョンへアップデートする手順について詳しく解説しています。
前章にてCOCOAアプリの現バージョンが3.0.0以下であることを確認したら、次の手順で3.0.0へアップデートを行ってください。
①App Storeアプリを開く。
②検索窓に「COCOA」と入力。
③アプリをタップ。
④アップデートをタップ。
⑤「開く」をタップ。
表示されるCOCOAアプリをタップします。(注意:「開く」をタップするとCOCOAアプリが開くだけ)
▲無事にアップデートが終わると「アップデート」の文字が「開く」に変わります。
3.0.0にアップデートしたら、続いて以下の手順を踏みます。
①「開く」をタップ。
②「機能停止手続きへ」をタップ。
③下スクロール。
④「回答画面へ」をタップ。
⑤設問「Q1」「Q2」に回答。
⑥回答を確定。
回答画面のQ1とQ2の設問に回答します。
回答はプルダウンメニューから選択形式になっています。
「Q1」の“年代”に関する回答は以下。
・14歳以下
・15から19歳
・20から24歳
・25から29歳
・30から39歳
・40から49歳
・50から59歳
・60から69歳
・70歳以上
・回答しない
「Q2」の“週に1回以上の通勤通学の有無”に関する回答は以下。
・通勤・通学をしていない。
・公共交通機関以外のみで通勤通学。
・公共交通機関を利用して通勤通学。
・回答しない。
「送信を許可する」のONはOFFのままで先に進むことができます。
以上の手順で、COCOAアプリの機能を完全に停止することができます。
3.0.0のバージョンへアップデートが完了し、上記の手順で機能停止の手続きが終了したら、COCOAアプリを削除しましょう。
▼iPhoneホーム画面のCOCOAアプリを長押し > Appを削除
▼Appを削除
もしCOCOAアプリを3.0.0へアップデートする前に削除してしまった方は、以下の記事にて正しい機能停止の仕方について解説しておりますので、そちらをご覧ください。
厚生労働省が新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の機能を停止するために2022年11月17日より配信を開始した3.0.0版のアップデート。ところが実際にCOCOAアプリのアップデートを試みようとしても、そのやり方がよく分からず困っている方に向けて本記事ではCOCOAアプリのアップデートの方法を解説します。
View Comments