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2022/11/17 COCOAアプリ機能停止 正しくアプリを削除しないと通信量とバッテリーが消耗し続ける問題と解決方法

厚生労働省は2022年8月25日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染者に関する『全数把握』の見直しを行いました。

機能停止3.0.0アップデートのやり方

変更前⇒⇒⇒変更後(2022/08/25~)
全患者高齢者
重症化リスクが高い人

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上記表にありますように、2022年8月25日からは新型コロナ感染者の件数は届出があった件数そのものではなく、「高齢者」あるいは自治体ごとに重症化リスクが高い人」と判断された人に限定することとなりました。

新型コロナ感染者数発生届出件数

・高齢者
・重症化リスクが高い人

つまり、厚生労働省は日本国内において新型コロナウイルスの感染で最悪死亡してしまうほどのリスクがある人のみを全国の感染者報告件数として扱うことで、感染による危機管理レベルを下げたといっていいでしょう。

感染によるリスクが下がってきているんだね。
よかったよかった~♬

このような背景のもと、厚生労働省は感染拡大防止を目的として開発したITツール、新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」の機能を停止することを2022年11月11日に発表しました。

COCOA – 新型コロナウイルス接触確認アプリ
開発元:Ministry of Health, Labour and Welfare – Japan
無料
posted withアプリーチ

理由は、新型コロナ陽性者の「全数把握」の見直しによるものです。

ガジェキング

陽性者登録が可能である人が以前より限られてくるからね!

新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」による国内感染予防の運用は、厚生労働省が2020年6月18日よりiPhoneやandroidなどのスマートフォンへのダウンロードを推奨し、2022年11月4日時点では延べ約4,120万件ダウンロード件数が報告されています。

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一方で、新型コロナウイルス感染者数の増減は未だあるものの、コロナ感染による死亡のリスクが減少していることは事実で、COCOAアプリによる従来のコロナ陽性者との接触通知そのものが「無意味」になったと言えます。

厚労省もCOCOAアプリの機能を停止しようとしているなら、もうアプリを削除してもいいんですよね?

ガジェキング

COCOAアプリはまだ削除してはいけません
COCOAアプリを削除するタイミングと注意点について詳しく解説しますね♪

COCOAアプリは厚生労働省がその機能を完全に停止することを発表しました。

厚生労働省が正式にCOCOAアプリの機能を停止することは以下のボタンから確認することができます。

上記ボタンより、厚労省の公式HPの記事を読むと分かりますが、COCOAアプリは2022年11月をもってその機能が完全に停止します。

となれば、今すぐにでもダウンロードしているCOCOAアプリをiPhoneもしくはandroidのスマホから削除しても良さそうな気がします。

あるいは、もうすでにCOCOAアプリの機能が停止するという情報を得て、COCOAアプリを削除(アンインストール)してしまった方もいるかもしれません。

ところが、機能停止する予定のCOCOAアプリについて、厚生労働省はまだ削除しないでほしいことを以下のツイッターで公表しています。

このような厚生労働省からの報告を受け、この記事ではCOCOAアプリの機能停止に伴う正しいCOCOAアプリの削除の仕方について分かりやすく解説したいと思います。

COCOAを削除するタイミング

厚生労働省は新型コロナ感染者の全数届出の見直しにより、2022年6月18日から推奨してきた新型コロナウイルス接触確認アプリ『COOCA(ココア)』の機能を停止することを2022年11月11日に発表しました。

そして同時に、2022年11月17日(木)より順次、COCOAアプリの機能停止版のアップデート(3.0.0)の配信を行うことを告げています。

機能停止3.0.0アップデートのやり方

つまり、COCOAアプリの機能を完全に停止するためには11月17日(木)に配信される3.0.0のアップデートを待つ必要があり、COCOAアプリを正しく削除するタイミングは、11月17日(木)より順次配信される予定の機能停止版のアップデートを行った後ということになります。

3.0.0の機能停止版アップデートを
行った後に削除すること。

ではもし、11月17日(木)から順次配信される機能停止版のアップデートを待たずに、COCOAアプリを削除してしまった場合、どんなリスクがあるのでしょうか?

3.0.0アップデートを待たずにCOCOAを削除したときのリスク

新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の削除は、厚生労働省が2022年11月17日から順次配信する機能停止版3.0.0のバージョンにアップデート後に行うよう指示しています。

ところが、世間では2022年8月頃に新型コロナウイルス感染者の全数届出の見直しが発表された直後に、COCOAアプリの機能停止に関する情報が拡散されていたため、3.0.0の機能停止版のアップデートを待たずにすでにCOCOAアプリを削除してしまった方も少なくありません。

もし、3.0.0の機能停止版のアップデートを行わずにCOCOAアプリを削除してしまうと、どのようなリスクがあるのでしょう?

調べて見ると、単にCOCOAアプリを削除しまうと以下のような2つのリスクがあるようです。

  • 通信量を消費してしまう。
  • バッテリーを消費してしまう。

どちらの現象も、COCOAアプリを削除しただけではその機能が停止していないことによって起きる症状のようにみえます。

上記のリスクがあることは、正式に厚生労働省の公式HP「COCOA よくある質問」の問⑨-13で以下のように示されています。

問⑨-13 期間内に機能停止の手続きを行わない場合、どのような影響がありますか。

接触確認のための定期的な処理が作動し続けるため、利用者の端末に、わずかながら通信料・バッテリー消費などの負担が発生し続けてしまう可能性があります。

厚生労働省公式HP 接触確認アプリ「よくある質問」より

ということで、COCOAアプリの削除はきちんと2022年11月17日(木)から順次配信される機能停止版の3.0.0バージョンにアップデートした後で行うようにしましょう。

とはいえ、すでにCOCOAアプリを削除してしまった人はどうすれば良いのでしょうか?

次の章で、分かりやすく解説したいと思います。

機能停止版のアップデートせずにCOCOAを削除してしまった場合

厚生労働省が2022年11月17日(木)に配信するCOCOAアプリの機能停止版の3.0.0のアップデートを行わずにCOCOAアプリを削除してしまうと、バックグランドで接触確認による定期的な処理が継続しつづけるため「データ通信量」と「バッテリー」の消費が発生し続けてしまう可能性があります。

とはいえ、すでにCOCOAアプリを削除してしまった方はどうしようもありません。

もう一度再インストールしなければならないのかな💦

ガジェキング

COCOAアプリを削除してしまった方は、「接触通知」をOFFにすればよいですよ♪

ここからはiPhoneユーザーの方で、厚生労働省から配信される3.0.0のCOCOAアプリ機能停止版のアップデートをする以前に、アプリを削除してしまった方の対処、手続きについて図を用いて解説したいと思います。

iPhoneユーザーの方は以下の手順に従って、接触通知を「オフ」することでCOCOAアプリの機能を完全に停止することができ、その結果「データ通信量・バッテリー」が消費されることはなくなります。

STEP
「設定」を開く。
STEP
下スクロールし「接触通知」を開く。
STEP
“接触通知を「オフ」にする”をタップする。

以上の3つの操作ステップを踏むだけで、厚生労働省の機能停止版のアップデートを行わずとも、COCOAアプリによる接触通知機能を完全に停止することができます。

このような操作で、COCOAアプリは2022年11月よりその機能を完全に停止することが厚生労働省から発表されています。

もし配信される機能停止版のアップデートを行わずにCOCOAアプリを削除してしまった方は、以上のような操作を行うことを注意するようにしてください。

まとめ

2020年6月18日から新型コロナ感染拡大予防対策として運用されてきた新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」は、2022年11月17日(木)から厚生労働省より順次配信される機能停止版アップデート3.0.0によりその機能を完全に停止します。

機能停止3.0.0アップデートのやり方

一方で、アップデート前にCOCOAアプリを削除してしまうとその機能が完全に停止しないことでデータ通信量やバッテリーの消費に繋がるため、その解決策についてまとめてみました。

ちなみに、機能停止版アップデートの配信は、2022年11月17日(木)から1週間程度で全ての利用者への配信が完了される見込みです。

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