みなさんはiPhoneを始めとするスマートフォンの画面に合う保護ガラスフィルムを探すとき、どんなキーワードで検索し目当てのガラスフィルムを購入されていますか?
これがいいのかな・・・という程度で購入した保護ガラスフィルム。
購入したは良いけれど、いざ貼るときの位置調整が難しかったり、すぐに剥がれてしまったり。ひどいときはすぐに割れてしまったり、指紋や汚れが付きやすかったりと、自分が思っていた理想とは程遠い保護ガラスフィルムだったりします。
そこで今回、スマホ画面を汚れや傷から守ってくれる保護ガラスフィルムを手探りではなく、正しいものを選び抜き買って後悔しないためのコツをまとめてみました。
保護ガラスフィルムを買って後悔しないためのコツ、それはガラスフィルムをネット検索するときのキーワードにあります。
まずスマホ画面の保護ガラスフィルムを探すとき、誰しもがフィルムに求める必要最低限の共通条件があるとすれば以下の3つでしょう。
スマホ画面の保護ガラスフィルムを探すとき、まずはこの3つの条件を全て満たしていることを前提に話をすすめていきたいと思います。
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スマホ画面の保護ガラスフィルムに求めるマスト要素として『傷』に強いことが一番重要。逆にいうと、保護ガラスフィルムはこの1点を満たすために存在するアイテムといっていいかもしれません。
保護ガラスフィルムの商品をみると『9H』や『10H』といった数値をよく目にします。多くの人は、この数値が傷の耐久性に用いられている数値と勘違いしているようです。
私もこの記事を執筆するまで、9Hや10Hといった数値が『傷への強さ』を表す指標であると勘違いしていました。
実は9Hや10Hといったこの数値は『執筆硬度』といわれるもので、傷への強さを表すものではなく『鉛筆の芯の濃さ(=硬度)』を表しています。
鉛筆の濃さを表すものとしてHB、H、Bなどの表記があることはご存じかと思います。
スマホの保護ガラスフィルムの9Hや10Hといった数値はまさにこの鉛筆の芯の硬さを尺度としているのです。
鉛筆の芯はBよりもHB、HBよりもHの方が硬く、HBを中心に20段階の硬度で表されます。
つまり、保護ガラスフィルムの商品に記載されている9Hなどの数値は、“傷がつきにくい”ということを示しているわけではないんです。
フィルム製品に記載されている『9H』などの数値は
鉛筆の芯の硬度を表し、“傷に強い”ということではない。
なので、市場で販売されているスマホ用の保護ガラスフィルムの大半は、傷に強いわけではないんです。そう考えると、ほとんどの保護ガラスフィルムの傷に対する耐久性は横並びで、そんなに大差はないということになります。
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スマホ画面用の保護ガラスフィルム商品の説明書きに『撥油性』、『耐指紋』といった記載を見かけます。
油や指紋が付いても、フィルム表面を軽く拭くだけで汚れが落ちるという代物。この特徴は重要ポイントです。
スマホ画面をみるたびに、指紋や油の跡などが残っているだけで気持ちが滅入ります。とくに友人や知人と一緒にスマホ画面で写真や動画を観るときなど、自分のスマホ画面が汚れていたら嫌ですよね。
そんな理由で、スマホ用の保護ガラスフィルムを購入する際は、なるべく指紋が『つきにくい』、『目立たない』といったことが書いてあるガラスフィルムを選択した方が良いでしょう。
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スマホ画面用の保護ガラスフィルムの正しい選び方として1番目に『傷に強い』、2番目に『汚れにくい』という共通条件を挙げました。そもそもこの2つの共通条件は、保護ガラスフィルムとして果たすべき最低限求められる特徴であるべきです。この2つの共通条件を満たした上で、3番目に重視される共通条件は『価格』です。
たかがスマホ用の保護フィルム。価格が安いにこしたことはありません。
しかしあまりにも安すぎると、すぐに剥がれやすかったり、気泡(空気)が入りやすかったり、指に引っかかりやすかったりと、使い勝手の面で様々な問題を起こしてしまうことも考えられます。
そう考えると、スマホ画面用保護ガラスフィルムの妥当な価格として¥1,000以上のものが良いでしょう。
たしかに¥1,000円未満の保護ガラスフィルムでも、スマホ画面をしっかり保護する必要最小限の役割を十分果たすものもあります。
しかし¥1,000円以下の保護ガラスフィルムでは『傷に強い』、『汚れにくい』という点を満たしたとしても、剥がれやすかったり、保護面積が狭かったり、装着するときに気泡が入りやすい、装着しにくいなど、保護ガラスフィルムとしての役割を果たす以前の問題を抱えた商品が数多くあります。
Amazonで一番安い保護ガラスフィルムをやっとこさ探し出して購入できたとしても、スマホ画面に装着するときにうまく位置調整ができず、何度も貼りなおしているうちに気泡が入り、結局貼れなかったなどのトラブルが起きてしまえば元も子もありません。
大事なのは安さだけではなく、それなりの品質や使い勝手を求めることが重要です。
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スマホ画面用の保護ガラスフィルムの選び方の基本条件として『傷に強い』・『汚れにくい』・『安い』という3つの共通条件を満たした上で、保護ガラスフィルムを選ぶときのコツについて解説したいと思います。
スマホ用の保護ガラスフィルムの選び方のコツは、ずばり以下の事柄をキーワードとして検索すること。検索キーワードとする事柄は8つあります。
No | 検索キーワード | あ り | な し |
---|---|---|---|
① | アンチグレア(ノングレア) | ☑ | □ |
② | 全面保護 | ☑ | □ |
③ | ラウンド(2.5D、3.0D) | ☑ | □ |
④ | ガイド付き | ☑ | □ |
⑤ | 縁まで無色(透明) | ☑ | □ |
⑥ | 2枚入り | ☑ | □ |
⑦ | 気泡抜けやすさ | 抜ける | 抜けにくい |
⑧ | 厚さ | 厚い | 薄い |
各検索キーワードのそれぞれの特徴について解説していきます。
スマホ用の画面保護ガラスフィルムを検索するとき、まずはフィルムに光沢感を求めるかどうかがポイント。パソコンやTVのディスプレイにも光沢感があるものとそうでないものがあるように、スマホ用の保護ガラスフィルムにも光沢感を出すものとそうでないものがあります。
光沢感がある保護ガラスフィルムは、よく光を反射するという特徴をもっています。光を反射するという特性から、スマホの画面がOFFのときでも周囲の光をよく反射するため、一見フィルムをしていないような見え方で、画面自体が非常に綺麗に映ります。
しかしスマホの画面をONにしたときも周囲の光を反射してしまうため、光の加減で画面がよく見えない、文字などが見づらいといった現象が生じます。そのため、画面の輝度を上げて視認性をよくする以外方法がなく、その分バッテリーを無駄に消費してしまうことになります。
個人的には光沢感のないアンチグレア(ノングレアともいう)というタイプの保護ガラスフィルムをおすすめします。
アンチグレア(ノングレア)タイプの保護ガラスフィルムは光を反射しないため、日差しが強い屋外でも画面の視認性が非常に高くおすすめです。
iPhoneを例にすると、ノッチ部分まで覆ってくれる保護ガラスフィルムをおすすめします。
iPhoneのディスプレイ上部にはノッチと呼ばれる顔認証用センサーの部分があります。
iPhone用の保護ガラスフィルムに関して言えば、ノッチ部分まで覆い保護してくれる全面保護タイプと、ノッチ部分を覆わないフィルムがあります。
以前私はノッチ部分を覆わないフィルムを使用したとき、ノッチの切り欠き部分に小さなホコリなどの汚れが溜まってしまう経験をしました。それからというもの保護ガラスフィルムを購入する際は必ず全画面を保護するのかどうかを確認して購入するようにしています。
『ラウンド』と聞いてピンとくる方はフィルム達人です。
ラウンドとは、フィルムの端っこが丸くなっていることを示しています。保護ガラスフィルムの商品説明書きにラウンドという表記がない場合は、フィルムの端っこが切り立っている可能性があります。
フィルムの端が切り立っていると、操作時に指が引っかかったり、フィルムが剥がれやすかったりします。
そのため、フィルムを選ぶときは『ラウンド』というキーワードが重要になってきます。ラウンドが丸みの尺度を表すものとして2.5Dや3.0Dといった数値があります。
2.5Dよりも3.0Dの方が丸みが強いことを示し、フィルムを貼ったときの見た目や印象がとても綺麗です。
『ガイド』というのは、保護ガラスフィルムをスマホ画面に貼ることをサポートしてくれる治具のこと。
主なガイドはプラスチック製でスマホのフレームサイズに合わせた作りになっており、ガイドをスマホの外枠(フレーム)に取り付けた後でフィルムを貼ると、スマホ画面の位置にピッタリと合わせることができます。
フィルム貼りが苦手な方の味方、それが『ガイド』です。
手先が不器用な人にとって何度も貼り直しをしなければならない不安を完全に取り除いてくれるガイドは、非常にありがたいアイテムです。
ここでいっている『縁(ふち)』というのは、フィルムの端(はし)を指していて、ちょうどスマホ画面に貼ったときのベゼル部分のことを示しています。
保護ガラスフィルムの縁(端)の色は、スマホのべセルに合わせて主に黒色や白色であることがほとんど。
しかし中には縁に色がない『透明』の保護ガラスフィルムがあります。
縁の色がない保護ガラスフィルムの特徴は、多少スマホの画面の位置とフィルムの位置がズレても目立たないこと。縁の色が黒色や白色のフィルムは、少しでもスマホ画面の位置とズレて貼ってしまうと位置がズレていることがとても目立ってしまいます。
縁(端)の色が無色のガラスフィルムについては、キーワードで検索することは困難なので、他の①~⑧のキーワードをもとに検索した結果、そのフィルムの縁が無色であればそれに越したことはありません。
なので、このキーワードについては保護フィルムを探すときの優先度は低いとして取り扱ってください。
このキーワードはその内容のとおり、フィルムが2枚入っていることです。
1枚¥1,000円以上する保護ガラスフィルムを貼り間違って何度も貼り直ししていると、粘着力がなくなり使いモノにならなくなってしまいます。
そのため、2枚あれば1枚貼り間違って使い物にならなくなっても大丈夫ということ。
でもどちらかというとフィルムに傷がついたり汚れたり、剥がれやすくなったときのバックアップという存在で2枚目が付属されているのでしょう。
保護ガラスフィルムは1枚より2枚あった方が絶対よいです。
保護ガラスフィルムをスマホ画面に貼る際、非常に気を付けないといけないのが『気泡』。
画面の位置に合わせて貼ることに集中ばかりしていると、いざ貼り終えた後に気づくフィルムと画面の隙間に入り込んだ無数の空気の粒。
気泡が入ってしまうと何度も貼り直しをしなければならないので非常に厄介です。
そこで保護ガラスフィルムを探すときの検索キーワードとして『気泡』が重要になります。気泡が入ってもすぐに抜けてしまうフィルムとして『気泡防止』や『気泡ゼロ』といった説明書きがあるかないかでフィルム購入後の安心感が全然違います。
スマホ画面用の保護ガラスフィルムの厚さはだいたい0.1mm~0.33mmのものが主流です。
前章で保護ガラスフィルムのキズに対する強さはどの製品も横並びで大差はないということを解説しましたが、厚さはそれをカバーする重要なポイントです。
キズつきにくさを示すと思われている硬度(9Hや10Hなど)がもし同じならスマホの画面を安全に保護するという意味でも『厚み』が重要な意味を成します。傷への強度が同レベルである以上、なるべく厚みがあるフィルムを選ぶことをおすすめします。
とはいえ、検索キーワードで『厚さ』と入力すると厚みがない薄いフィルムがヒットすることがあります。その場合は、厚みが0.33mm以上のフィルムを選択するようにしましょう。
今回まとめあげた『iPhone/スマホ用 ガラスフィルム選びに失敗しない8つのコツ』は、iPhoneを含めたあらゆるスマホの画面保護ガラスフィルムを探すときに役立つ情報をかき集めたものです。
Amazonや楽天市場、あるいはGoogleで『スマホ名 フィルム』とキーワード入力し、目当ての保護フィルムを探すこともよいですが、様々なフィルム製品が検索に該当するため、一体どれが一番自分に合うフィルムなのか迷ってしまうしばしば。
そんなとき1つの基準として今回の記事をお役立ていただければ幸いです。
最後までご拝読ありがとうございました。
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