楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット)」の通信サービスを3年以上も利用している筆者は、楽天モバイルのヘビーユーザーです。
なぜ楽天モバイルをずっと使い続けているのか?
その理由は、スバリ「通信速度」を体感的に遅く感じることがない、という点。
楽天モバイルはドコモやau、ソフトバンクよりも年間の通信利用料金が圧倒的に安い!というだけでなく、スマホでメールやSNS、YouTubeなどの動画コンテンツを楽しむには十分な通信速度で通信サービスを提供してくれます。
以下は楽天モバイルのヘビーユーザーである筆者が、「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のプランで実際に測定した通信速度です。
▲my楽天モバイル アプリで測定したRakuten UN-LIMIT Ⅶの通信速度。
本記事では、楽天モバイルの料金がドコモやau、ソフトバンクの通信料金よりも安いということが分かっていても、
“通信速度が遅いのでは?”という不安で、なかなか楽天モバイルに踏み出せない方へ。
3年以上楽天モバイルを使い続けている筆者が、自信をもって楽天モバイルの通信サービスを押すことができる内容となっています。
楽天モバイルの通信速度が気になっている方は最後までぜひご覧ください。
楽天モバイルでは、データ無制限プランである「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の通信速度の実測値について詳しく公表していません。
ですが、楽天モバイルを利用することでRakuten UN-LIMIT Ⅶの通信速度は、my楽天モバイルというアプリを使うことで測定できます。
また、楽天モバイルの通信速度は、毎月付与されるパートナー回線エリアの高速データ容量(国内5GB、海外2GB)を全て消費すると、国内では1Mbpsに、海外では128kbpsの速度に制限されます。
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」では、毎月付与されるパートナー回線エリアのデータ利用量5GBまでなら、高速通信が可能です。
高速通信時の楽天モバイルの通信速度は、2回測定しいずれも下り(受信)の通信速度は40Mbpsを超えました。
高速通信時 | 1回目 | 2回目 |
---|---|---|
下り(ダウンロード) | 44.8Mbps | 47.0Mbps |
上り(アップロード) | 17.9Mbps | 16.6Mbps |
パートナー回線エリアのデータ利用量5GB以上のデータ通信を消費した後の楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」では、通信速度が1Mbpsに制限されます。
実際に、データ利用量5GBを消費した後の楽天モバイルの通信速度の「上り(送信)」と「下り(受信)」の速度をそれぞれ測定した結果は以下のようになりました。
低速通信時 | 1回目 | 2回目 |
---|---|---|
下り(ダウンロード) | 1.8Mbps | 3.5Mbps |
上り(アップロード) | 1.0Mbps | 0.9Mbps |
以上の測定結果から、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅶの通信速度は、パートナー回線エリアのデータ利用量5GBを基準に、通信速度は大きく変化します。
データ利用量 5GBを
消費しているかしていないかで
↓
通信速度は左右される
5GB迄なら最大47.0Mbpsで高速通信
5GB以上消費したら1.0Mbpsで低速通信
さて、楽天モバイルのデータ無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」 通信速度について。
パートナー回線エリアのデータ利用量5GBを基準に、その通信速度は左右されることが前章にて分かりました。
1.0Mbpsという通信速度は体感的に遅く感じるのでは?
1.0Mbpsという通信速度は、使い道(=用途)によって遅く感じるときと、遅く感じないときがあるんだ。その理由を詳しく説明していくよ♪
楽天モバイルの通信が遅く感じてしまう理由があります。
それは、楽天モバイルの通信でどんなことをやるか、何に楽天モバイルの通信を使っているか、その用途(=使い道)によって決まります。
以下は、楽天モバイルに限ったことではなく、インターネット通信を利用するときに必要な通信速度を用途別にまとめた表です。
用途 使い道 | ・受信 ・閲覧 ・視聴 | ・送信 ・投稿 |
---|---|---|
メール | 1Mbps~ | 1Mbps~ |
Webページ (画像 少なめ) | 1Mbps~ | 1Mbps~ |
SNS | 1Mbps~ | 3Mbps~ |
動画コンテンツ (YouTubeなど) | 3Mbps〜 | 25Mbps~ |
この表でわかることは、メールやSNSをスマホで閲覧する程度であれば、1Mbpsの通信速度があれば何ら問題なくサクサク表示されることが分かります。
またスマホで色々なWebサイトやページを閲覧するときも、画像が少ないページであれば1Mbpsの通信速度があればサクサクと開くことができます。
一方で、Facebookやインスタグラム、Twitter(ツイッター)などのSNSを投稿したり、そこに写真や画像、あるいは動画などを添付し投稿するとなると3Mbps以上の通信速度が必要になります。
さらにYouTubeやAmazonプライム、FuluやNetFlixなどの動画コンテンツを視聴するためには、最低3Mbps以上の通信速度が必要で、1Mbpsほどの通信速度しかなければ、視聴する映像は荒く、乱れてうまく再生することができません。
つまり、楽天モバイルの通信が遅く感じるときは、SNSに写真や動画を投稿したり、YouTubeなどの動画を視聴するときであり、通信速度が1.0Mbpsまで落ちている可能性があります。
通信速度が1.0Mbpsまで落ちている原因は、パートナー回線エリアのデータ利用量5GBをすでに消費してしまっている可能性が高いです。
楽天モバイルの通信が遅いと全く感じないときがあります。
前章の表「用途別 必要な通信速度」をご覧頂くと分かるとおり、メールを受信したり送信したり、画像少なめのWebサイトのページやSNS(FacebookやLINE、インスタグラムやTwitter)を閲覧しているときは、通信が遅いとは思わないことが多いです。
その理由は、メールの送受信やSNSの閲覧に必要な1Mbpsの通信速度を楽天モバイルが提供しているからです。
ところが、1Mbpsの通信速度ではサクサクと閲覧できないWebサイトやページ、YouTubeがなんの問題もなくスムーズに閲覧できたり再生できたりする場合があります。
それはデータの使用量が、毎月付与されるパートナー回線エリアの5GB内で収まっているからに他なりません。
データ利用量が月 5GB以内で収まっている場合は、ドコモやauのパートナー回線による通信速度で高速通信が実現できているため、楽天モバイルの通信を遅く感じることは全くありません。
楽天モバイルの通信速度は「遅い」のか、それとも「遅くないのか」という結論は、月のデータ利用量が5GB以内に収まるか、5GB以上消費しているかによって決まります。
しかし、実際は月5GB以上のデータ利用量を消費したとしても、楽天モバイルを使っていて外出先でYouTubeやAmazonプライム、NETFLIXなどの動画コンテンツを視聴しても、映像が乱れたり、カクついたりすることはほとんどないというのが私の経験です。
3年以上も楽天モバイルユーザーでいるのも、通信速度が1Mbpsに制限されることによって、不自由さを感じるようなことはありません。
普通に外出先や移動中にワイヤレスイヤホンで、iPhoneなどのスマホでYouTubeやAmazonプライム、NETFLIXなどの動画コンテンツを楽天モバイルのデータ無制限プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」で十分楽しむことができます。
楽天モバイルを3年以上利用している楽天モバイルの現役ヘビーユーザーである経験をもとに、「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の気になる通信速度を実測し、なぜ楽天モバイルの通信が“遅く感じるのか、感じないのか”について詳しく解説してみました。
本ブログではその他、楽天モバイルを利用してみて分かった様々なことについて公開していますので、気になる方はぜひご覧ください。