LINE(ライン)が使えなくなるよっ!!
との声が、2023年10月27日(金)、筆者の職場のオフィスに轟き、
ウソだぁ~と思って調べてみたら、本当に何もしない状態なら、LINEが使えなくなることが分かりました。
- LINEが使えなくなるのはなぜ?
- いつから使えなくなる?
- LINEが使えなくならないための方法は?
- LINEが使える設定になっていることを確認する方法は?
この記事は、“LINEが使えなくなること”について、なぜ使えなくなるのか、LINEが使えなくならないための手続きはどうするのかについて、図を使って解説しています。
LINEが使えなくなる理由や、いつから使えなくなるのか、といった細々したことは省略し、LINEを使えなくならないための手続きだけを知りたい方は、以下のリンク先から読んで頂けると時短になっていいかと思います。
>LINEが使えなくならないようにする手順<
LINEが“使えなくなる”のはなぜ?
LINE(ライン)は、今から12年前の2011年6月23日、無料通話アプリとして、ソフトバンクグループのLINEヤフー株式会社(旧Zホールディングス)が運営・開発したサービスです。
無料通話に加え、気持ちをイラストで表現したスタンプ機能などが受け、急速に普及。 わずか10年で、多くの日本人にとって生活インフラと言えるまでに成長。
2023年現在に至っては、国内のLINEユーザーは月間9,500万人もいると言われ、子どもから大人、おじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い世代に使われています。
そんな生活に欠かせないLINEアプリですが、2023年11月以降から、“使えなくなる”という話を耳にしました。
正確にいうと、LINEを運営している会社が新しく生まれ変わるので、それに伴い、LINEを新たなルールで使えるようにしなければいけない、といったところ。
Zホールディングスとの合併で“LINEヤフー”の新ルール
そもそも、なぜLINEアプリが使えなくなるの?という点について、簡潔に説明します。
本章のタイトルにあるとおり、LINEを運営してきた会社(LINE株式会社 :LINE Corporation)が、Zホールディングス株式会社という会社と、2023年10月1日をもって正式に合併したことが理由です。
Zホールディングスという会社は、かつてYahoo Japan Corporation(ヤフー・ジャパン)と呼ばれていた会社で、日本語版の情報検索サービス「Yahoo!JAPAN」を現在も提供している会社です。
そのYahoo!サービスを運営しているZホールディングスが、この度、LINE株式会社と統合、いわゆる合併し、2023年10月1日より、新しい会社名『LINEヤフー』となりました。
そのためLINEアプリは、このZホールディングスとLINE株式会社との合併で誕生した新しい会社『LINEヤフー株式会社』のもとで、改めてサービスを開始する形となります。
新しい会社「LINEヤフー」のもとで、LINEアプリは、2023年11月1日より改めて運用が開始されるとともに、新しいルールに同意することが必要条件となります。
それが、『個人情報の管理』に関する同意です。
LINEが“使えなくなる”のはいつから?
新しい会社「LINEヤフー株式会社」で、改めてサービスが開始される『LINEアプリ』ですが、新しい会社のルールに則り、LINEアプリは『個人情報の管理』に関する“同意”を済ませておかないと、2023年11月以降からLINEアプリが使えなくなります。
LINEヤフーの個人情報の管理に関する
同意を済ませておかないと…
↓ ↓ ↓
2023年11月以降から使えなくなる
ということで、次の章では、iPhone、Androidのスマホで、LINEアプリが2023年11月以降も使えなくならないようにするための、操作手順について図を用いて分かりやすく解説します。
LINEが使えなくならないための同意の内容
今お使いのiPhone、Androidのスマホで、LINEアプリが使えなくならないための同意ですが、何に関して同意をするのでしょうか?
LINEアプリが使えなくならないようにするためには、LINEアプリを開き、新しい会社「LINEヤフー」の個人情報の管理に関する内容に「同意」しなければなりません。
同意しなければならない個人情報に関する内容は大きく2つあります。
プライバシーポリシー統合に関する案内
LINEアプリの利用する上で、LINE株式会社とヤフー株式会社の両方のプライバシーポリシーに同意する必要があります。
詳しくは以下のボタンから確認することができます。
\LINEヤフーのプライバシーポリシーとは/
内容的には、以下の5つの項目に関する同意が求められています。
- 広告配信に利用する情報の取得・利用
- 解析情報や統計情報の作成・提供
- 越境移転先の国・地域の明確化
- 識別子などの第三者提供
- 識別子の紐づけ
プライバシーの設定
2つ目は、LINEアプリの利用する上で、LINE株式会社とヤフー株式会社の両方のプライバシー設定に同意する必要があります。
詳しくは、以下のボタンからその内容を確認することができます。
\LINEヤフーのプライバシー設定/
内容的には、LINEサービスを通じて得られた、利用者の基本情報、利用情報、位置情報などの「パーソナルデータ」の取り扱いに関する同意が求められています。
- パーソナルデータの開示
- パーソナルデータの利用の設定
LINEが使えなくならないための同意の手順について
では最後に、お使いのiPhone、Androidのスマホで、LINEアプリが使えなくならないための同意の操作手順と設定について、図を用いて解説していきます。
LINEアプリの“個人情報管理”に関する新しいルールへの同意は、iPhoneでもAndroidスマホのどちらも、既存のLINEアプリを開いて、以下の同じ操作手順で行うことができます。
本例では、iPhoneを見本に解説していきます。
以下のような、プライバシーポリシー統合の案内に関する同意画面が表示されます。
この画面が表示されない場合は、LINEアプリを最新のものにアップデートする必要があります。
以上の操作ステップを踏むだけで、2023年11月以降も、LINEアプリを使うことができるようになります。
“account center”(アカウントセンター)がない場合の対応
前章における同意の手順の中で、“account center”(アカウントセンター)の表示が画面に出ない場合があります。
“account center”(アカウントセンター)の表示が画面にない場合は、LINEアプリが最新になっていない可能性がありますので、以下の手順で、LINEのバージョンが最新になっているかどうかを確認してください。
▼LINEアプリのバージョン確認方法
①ホーム>②歯車マーク>③LINEについて>最新のバージョン
ちなみに、2023年10月30日時点でのLINEアプリの最新バージョンは『13.17.2』となっています。
LINEが最新バージョンだけど、account center が表示されない場合はこちら。
LINEアプリが最新のものでない場合は、以下のボタンからLINEアプリをアップデートすることができます。
LINEが使えるようになっていることを確認する方法
前章で解説した操作手順で、同意した後、再度 account centerをタップして、以下のようなYahooサービスとの連携画面が表示されると、同意が完了していることになります。
この、どちらかの画面が表示されれば、ひとまず同意がされたということを意味し、LINEが使えるようになっている証となります。
逆に、account centerをタップしたときに、以下の画面が表示される場合は、まだ同意が取れていないので、前章の操作手順に従って、同意を取るようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、2023年10月1日にLINE株式会社がZホールディングスと合併し『LINEヤフー』になったことで、LINEアプリが2023年11月以降から使えなくならないための、個人情報の管理に関する同意の操作について、図を用いて解説してみました。
日常生活に欠かせないLINEアプリを、2023年11月以降も安心して利用するための手続きとしてご参考になれば幸いです。
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