2023年9月22日(金)より発売されたiPhone15シリーズは、その1週間後に長時間使用していると、とんでもなく本体が熱くなる!という「異常発熱」の問題が生じ、出荷台数にも影響が出ると報道されました。
異常発熱の原因について、当初は「A17Pro」の3nm最新チップ?、使用されたチタニウム合金?と噂が飛び交いましたが、ようやく真事実が分かりましたので、まとめてみました。
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Apple製品まとめ(10/14~15)
本体が熱くなるという異常な現象に、iPhone15シリーズの購入を控えるべきかと悩んでいた方は、本記事を読んで頂き、安心して頂けると幸いです。
発熱はiPhone15 シリーズ全てで起きている
iPhone15シリーズにおける異常なまでの発熱ですが、当所はiPhone15Proのみとの報道がされていました。
しかし、実際は以下の15シリーズ全てのモデルに異常なまでの発熱が起こることが分かっています。
- iPhone15
- iPhone15 Plus
- iPhone15 Pro
- iPhone15 Pro Max
この4モデル全てに、異常なまでの発熱の現象が起きるのはなぜか?
A17 Proのチップが原因?
iPhoneの発熱問題は当初、iPhone15Proだけに起こっているかのように報道されていました。
その理由はおそらく、有名なYouTuberやジャーナリスト、著名人たちによるiPhone 15Proや15Pro Maxのレビューが多いためだと思われます。
しかし実際は、iPhone15Proだけでなく、iPhone15、15 Plus、15Pro、15Pro Maxの全てのモデルで発熱することが分かっています。
標準モデルと最上位モデルの両モデルで発熱が起こっているということは、iPhone 15,15 Plusの標準モデルに搭載されている「A16 Bionic」や、15Proシリーズの『A17 Pro』の両チップの不具合とは考えにくく、A17 Proチップが発熱の原因ではないことが確認できます。
チタニウムが原因?
iPhon15シリーズの中で、最上位モデルにあたるiPhone15ProとiPhone15Pro Maxの本体は、iPhone初のチタニウム合金でできています。
そのため、これまで採用されてきたステンレスよりも軽量化され、体感的にもその軽さが実感できる歴代最高のiPhoneと絶賛されています。
ところが、iPhone15Proの発熱問題が取り上げられたことで、発熱の原因は採用されたチタニウムなのではないか?と設計上のミスである可能性が示唆されていました。
しかし、実際はiPhone15シリーズ全てのモデルで異常発熱が起っており、その時点でチタニウムが原因ではないことが分かります。
異常発熱の原因は「iOS17.0」のバグ
iPhone15シリーズの全モデルに起こる異常発熱の原因は、iPhone15シリーズで改められた「チップ」や「チタニウム」といった物理的な要素と思われていました。
しかし、実際は「iOS17.0」のソフトウェアに関するバグが原因と判明しています。
異常な発熱が起きるのは、「長時間の使用」と「充電時」とされていましたが、一部ユーザーからは「Instagram(インスタグラム)」や「Asphalt 9(アスファルト9)」などの複数のゲームアプリや、サードパーティーアプリを使用しているときも、同様に熱くなると報告されていました。
このことから、発熱はハードウェア的要因で起こるのではなく、iOS17のソフトウェア的な要因であることが特定されました。
設計ミスによる冷却能力の不足や、A17Proチップの不具合などが原因と思われていた発熱問題ですが、iOS17のソフトウェアに関するバグが原因であることが分かり、
Apple(アップル)はiOS17.0のアップデートを2023年10月下旬にもリリースする予定でいます。
「iOS17.1」へのアップデートで発熱は解消される?
iPhone15シリーズの全モデルに発生している異常発熱の原因は、iOS17のソフトウェア的なバグが原因であることが分かり、Apple(アップル)は2023年10月下旬に、最新の「iOS17.1」のリリースを予定しているとしていました。
iOS17のアップデートとして記憶に新しいのは、最近リリースされた『iOS17.0.2』です。
iOS17.0.2では、iPhoneからのデータ転送に関する不具合修正を対応しています。
一方、発熱対策が見込まれるiOS17.1ですが、最近になって少し風向きが変わってきました。
というのも、10月下旬のリリースを予定しているiOS17.1を待たずとも、次のiOSのバージョンアップで発熱問題が解決するかも!?といった朗報があるんです。
多くのメディア、そしてユーザーやブログで、このiPhone15シリーズの発熱問題を取り上げていることから、事の重大さを重く捉えたApple(アップル)、
iOS17.1のリリースよりも早く、次のマイナーアップデートで、いち早くこの発熱対策に取り組むのではないかと言われています。
つまり、次のアップデート『iOS17.0.3』で、発熱問題は解消されると思われます!
iOS17.1を待たずして、次のマイナーアップデート『iOS17.0.3』によって、iPhone15、15 Plus、15Pro、15Pro Maxの全てモデルに起きていた発熱問題は解消されることが予想されます♪
iOS17.0.3を待つべき?待たないべき?
iPhone15シリーズの異常発熱の原因が、iOS17のソフトウェアのバグであることが判明した以上、次のiOS17.1へのアップデートで発熱問題は解消されるとされていましたが、事の重大さに気づいたApple(アップル)は急遽、次の『iOS17.0.3』のマイナーアップデートで発熱対策に取り組む姿勢を表しました。
とはいえ、iPhone15シリーズの購入を考えている方にとって、気になるのはiPhone15,15 Plus,15 Pro,15Pro Maxをいつ買うべきなのか?という点。
iOS17.0.3へのマイナーアップデートを待って購入すべきか?否か….
その答えは、スマホに関する「発熱とバッテリー」の関係性を考えると導き出すことができます。
iPhoneだけでなく、スマホ全般、電子製品全般に言えることですが、何らかの要因で異常な発熱が起こっているときは、激しくバッテリーが消耗します。
そのため、バッテリーの劣化が速まり、バッテリーの持ちが悪くなります。
なので、結論としてiPhone15シリーズはiOS17.0.3へのマイナーアップデートを待ってから購入する、もしくは、先に購入しておいて、iOS17.0.3が配信された後に、使い始めるようにしましょう。
では、発熱問題に対応したiOS17.0.3はいつ配信されるのでしょうか?
iOS17.0.3は10/9~10/20で配信予定
一部の報道によると、iPhone15シリーズの発熱を解消するiOS17.0.3の配信は、早くて2023年10月9日の週に行われ、遅くても10月20日(金)までにはリリースされると言われています。
ちなみに、標準モデルであるiPhone15とiPhone15 Plusは、アップルストアで注文した場合、配送されるのは約2~3週間後になりますので、今から注文しておくと、iOS17.0.3の配信リリース頃に到着するかと思います。
iPhone15ProとiPhone15Pro Maxに至っては、アップルストアで注文しても、配送されるのは約1ヵ月後となるので、今から注文しておいても問題ないかと思います。
まとめ
iPhone15シリーズの異常発熱問題が明らかになって、その原因が「A17Proチップ」や「チタニウム」ではないかと、ハードウェア的な要因が噂される中、事実iOS17のソフトウェアのバグであったことが明らかになりました。
これからiPhone15,15 Plus,15Pro,15Pro Maxの購入を検討されている方は、iOS17.0.3のリリースを待ってから購入するようにしましょう。
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