iPhoneのカメラでなるべく広い写真を撮影したいときってありますよね?
例えば、クラスのみんなで集まって写真を撮る、あるいは職場の歓迎会や送別会で集合写真を撮る、旅先のいいロケーションを広くワイドに撮影したいといったシチュエーション。
でも、持っているiPhoneが広角撮影に対応していないから、最新のiPhoneでないから広い写真を撮ることはできないと諦めている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

レンズが1つしかないiPhoneで広い写真は撮れないよ・・・



超広角撮影ができる最新のiPhoneでないと無理でしょう・・・



大丈夫。最新のiPhoneでなくても広い写真を撮影する
ことができる方法があるよ♪
例えばレンズが1つしかなく、超広角撮影モードが使えないiPhone SE 第2世代であっても、撮影時に設定を少し変更するだけで広い写真を撮影することができます。


▲普段の撮影モード「4:3」。


▲ワイド撮影モード「16:9」。
比較してみると上の写真(普段)よりも下の写真の方が縦は狭く、横が広く撮影できています。
これは撮影時に写真のアスペクト比(縦横比)を変更することで可能になります。
このワイド撮影はカメラレンズが1つしか付いていないiPhone SE 第2世代や第3世代でも行うことができます。以下広角レンズがないiPhoneでワイド撮影の設定を行う手順を分かりやすく説明します。
iPhoneで広い写真を撮影する方法
超広角レンズがないiPhoneでも、写真撮影時に以下の設定を行うことで広い写真を撮影することができます。
①カメラを向けたときに左端の「<」をタップ


②画面右に表示される「4:3」をタップ


③画面右に表示される「16:9」をタップ


写真のアスペクト比(縦横比)が通常の4:3からワイド型の16:9へ変更されます。
この状態でシャッターボタンを押して写真を撮影してください。


撮影時のアスペクト比を通常の4:3から16:9へ変更するだけで超広角レンズがないiPhoneでも広い写真を撮影することができます。


▲左は通常の4:3、右は16:9
超広角でさらに広い写真を撮影する方法
超広角レンズが付いているiPhoneではさらに広くワイドな写真を撮影することができます。以下はiPhone12miniの超広角撮影モードに16:9のワイド撮影を加えて撮影した写真です。


▲iPhone12miniでは超広角モードに「16:9」のワイド撮影を加えるとさらに広い写真が撮影できます。
明らかに超広角レンズがないiPhoneよりもとても広い写真が撮影できることが分かります。
超広角に16:9のワイド撮影を加えて撮影する方法
超広角モードに16:9のワイド撮影モードを加える設定手順は以下のようになります。
①カメラを向けた後、画面右に表示される「×1」をタップ


②「×1」が「×0.5」へ変更されます。


③画面左に表示されている「<」をタップ


④画面右に表示される「4:3」をタップ


⑤16:9をタップ


⑥シャッターボタンを押して撮影します。


超広角レンズが搭載されていないiPhoneSE第2世代や第3世代で撮影した写真と、iPhone12miniで撮影した写真を比較してみるとこんな感じです。(左:SE、右:12mini)




▲左がiPhoneSE第2,第3世代のワイドモードで撮影した写真。右が超広角レンズを搭載したiPhone12miniで撮影した写真。
iPhoneで写真撮影を楽しみたい方は超広角レンズが搭載されたiPhoneを選ばれると良いでしょう。超広角レンズが搭載されているiPhoneは以下になります。
超広角レンズがあるiPhone
iPhoneのカメラで超広角撮影を楽しみたい方は、以下のiPhoneを購入してください。
- iPhone11
- iPhone11 Pro
- iPhone11 Pro Max
- iPhone12mini
- iPhone12
- iPhone12 Pro
- iPhone12 Pro Max
- iPhone13mini
- iPhone13
- iPhone13 Pro
- iPhone13 Pro Max
2022年9月に登場する予定のiPhone14シリーズ以降のiPhoneは全て超広角撮影に対応します。
超広角レンズなしでも広い写真が撮影できるiPhone
超広角レンズを搭載していなくても撮影時の写真アスペクト比(縦横比)を16:9に設定し、広い写真を撮影することができるiPhoneは以下になります。
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone SE 第2世代
- iPhone SE 第3世代
広い写真を撮影することができないiPhone
ワイド撮影に対応していない、つまり写真アスペクト比(縦横比)を16:9に設定できないiPhoneがあるので注意しましょう。
- iPhone8 以前のiPhone
- iPhone X
インカメラでも広角撮影が可能
ここまで解説してきた超広角レンズなしのiPhoneでも広い写真が撮れる方法、「写真アスペクト比の変更」はiPhoneの背面カメラ(アウトカメラ、フロントカメラともいいます)で行う話でした。
しかしこの写真アスペクト比の変更(4:3→16:9)、実はインカメラでも使えます♪
なので、iPhoneのインカメラを使って数人の友達と自撮りをしたいシーンなどでこのアスペクト比16:9の変更がかなり役に立ちます。
撮影時に写真のアスペクト比を4:3から16:9へ変更するだけで、自撮りであっても友達の顔が見切れることなく満足した写真を撮影することができます。
まとめ
超広角レンズが搭載されていない、あるいはレンズが1つしかないiPhoneでも広い写真が撮影できる方法をご紹介しました。クラスのみんなで集まって写真を撮る、あるいは職場の歓迎会や送別会で集合写真を撮る、旅先のいいロケーションを広くワイドに撮影したいといったシチュエーションで是非試してみて下さい♪
コメント
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