2021年1月29日(金)14:30、楽天モバイルが発表した低容量 新プラン『UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)』について、ahamo(アハモ)やPovo(ポヴォ)、ソフトバンクonLINEのサービスと比較しながらその特徴をまとめてみました。
楽天モバイル通信品質
↓↓↓
気になる方はこちら
2020年4月8日にサービス『Rakuten UN-LIMIT 』を開始した楽天モバイル。その回線契約数が2021年3月9日をもってついに300万回線を突破しました!
わずか11ヵ月で300万回線を成約!
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1年間データ無制限無料CPは終了
他社との比較
楽天モバイルはドコモやau、ソフトバンクのサブブランドahamoやPovo、ソフトバンクonLINEのサービスに真っ向から対抗するサービスとして新しい低中容量の通信プラン『UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)』を発表。その気になるサービス内容を他社(ahamo,au,ソフトバンクonLINE)のものと比較してみました。
サービス概要 | UN-LIMIT Ⅵ | ahamo | Povo | ソフトバンクonLINE |
---|---|---|---|---|
開始時期 | 2021年4月1日 | 2021年3月 | 2021年3月 | 2021年3月 |
月額(税別※) ※ahamo以外 | ¥0(1GB) ¥980(3GB) ¥1,980(20GB) ¥2,980(無制限) | 一律 ↓ 一律¥2,970 (税込) | 一律¥2,480 | 一律¥2,980 |
容量/月 | データ無制限 | 20GB | 20GB | 20GB |
通話①5分間 ②無制限 | 30秒 ¥20 専用アプリで無料 | ①無料 ②¥1,500 | ①¥500 ②¥1,500 | ①無料 ②¥1,500 |
回線 | 4G・5G | 4G・5G | 4G・5G | 4G・5G |
eSIM通信 | あり | あり | あり | あり |
契約方法 | オンライン 店頭 | オンラインのみ – | オンラインのみ – | オンラインのみ – |
特徴その1 | 20GB迄¥1,980 | 家族割 | 24Hデータ無制限 (¥200) | LINE無制限 |
特徴その2 | 海外2GB迄可能 | 海外使用可 | – | – |
特徴その3 | 楽天アドレス(2021年夏) | – | – | – |
ahamoは税別¥2,980円から
↓
税込¥2,970円!
楽天モバイルといえば月々¥2,980円でデータ無制限でお馴染みの『UN-LIMIT(アンリミット)V』が有名。
今回打ち出したUN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)は、これまでのUN-LIMIT Vをさらに進化させアップデートされたサービス。
ユーザー目線に立ったUN-LIMIT Vをさらに超える『UN-LIMIT Ⅵ』の特徴について分かりやすく解説していきたいと思います。
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低中容量 新プラン
楽天モバイルがついに動きました。
2020年4月8日に始まったデータ無制限で一律¥2,980円の「UN-LIMIT Ⅴ」は、時代の流れとともに『UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)』に2021年4月1日に生まれ変わります。
UN-LIMIT Ⅵが一体どんなサービスなのか簡単にまとめてみました。
楽天モバイルの三木谷社長は、1月29日(金)14:30よりTwitterのライブ配信にて新しいサービスを発表するとし、満身創痍の姿で登壇。
UN-LIMIT Ⅴ(アンリミット5)をさらにアップデートさせた『UN-LIMIT Ⅵ』について、メディアに向けてそのサービス内容を発表しました。
ライブ模様(時間 32:42~) →こちら。
経緯
2021年を迎え時代は5G。
高速通信の世界が現実味を帯びてきた今、ドコモやau、ソフトバンクなどの国内大手通信キャリアは共通してサブブランドなるahamo,Povo,ソフトバンクonLINELINEMOを立ち上げ「20GB通信制限」の新料金プランを続々と発表。
それに真っ向から対抗するため、楽天モバイルは他3社にはないまったく新しいユーザー目線に立った『UN-LIMIT Ⅵ(アンリミット6)』を発表しました。
『UN-LIMIT Ⅵ』のサービスの特徴はズバリ5つ。
【特徴①】1GB/月未満 無料
【特徴②】国内大手通信キャリアで最安
【特徴③】幅広いユーザーをターゲット
【特徴④】店頭で受付・契約・相談が可
【特徴⑤】楽天専用アドレスがもらえる
総務相 高評 新プランの特徴
楽天モバイルが発表した『UN-LIMIT Ⅵ』のサービス内容の主な特徴は大きく5つあります。それぞれの特徴について解説します。
今回楽天モバイルが発表した新プラン『UN-LIMIT Ⅵ』について、武田総務相は“低中容量で一層の低廉化を進めるサービス”として、事業者間の競争が活発化してきたことを高評価しました!(2021年2月2日)
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【特徴①】1GB/月未満で「無料」
2021年2月2日、武田総務相は楽天モバイルが新しく発表した新プラン『UN-LIMIT Ⅵ』のサービス内容について大きく評価しました。
武田総務相が楽天モバイルの新プランのサービスの中で最も評価した点・・・・
それは、月1GB未満のデータ通信なら『無料』で利用できるとした低容量無料サービスでした。
肩を並べ若者向け(データ通信ヘビーユーザー)に中容量の20GB/月 定額プランを立て続けに発表してきたドコモやau、ソフトバンクに対し、楽天モバイルは月々そんなに通信を行わない層(ライトユーザー)にも目を向けたまさに逆の発想で、総務相の心を掴みました。
【特徴②】国内最安の料金プラン
今回楽天モバイルが発表した『UN-LIMIT Ⅵ』の目玉はコレ!
国内大手通信キャリアの中で最も安い料金設定であるということ。
ドコモやau、ソフトバンクの3社の新料金プランが共通して「20GB/月 5分間無料通話 月額¥2,980円」と横並びであるのに対し、楽天モバイルが打ち出した新料金プランはなんと¥1,000円も安い¥1,980円!!。
通信速度の制限を気にせず税込¥2,178円で20GBまで使うことができます。
月額¥1,980円(税別)で20GB/月
↑↑↑
国内大手通信キャリアで『最安』
この価格は衝撃的・・・・。
ドコモやau、ソフトバンクなどのMNOつまり大手携帯キャリアは、この衝撃的な楽天モバイルの料金プランに歯が立ちません。
20GB¥1,980円という料金設定と肩を並べられるのは、MVNOの『日本通信』のみ。
日本通信について → こちら
さらに20GB以下のデータ通信は、ユーザー目線に立って4段階の料金が設定されています。次章で詳しく解説します。
【特徴③】 ユーザー目線の料金設定
『UN-LIMIT Ⅵ』にはユーザー目線に立った4段階の料金が設定されています。
- 1GB迄 無料
- 1~3GB迄 ¥980円
- 3~20GB迄 ¥1,980円 ←国内最安
- 20GB以上 ¥2,980円
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1GB/月未満ならなんと『無料』という太っ腹!!!
これまでドコモやau、ソフトバンクが発表してきたahamoやPovoなどの料金プランに厳しい目を向けていた武田総務相も、楽天モバイルのこの低容量無料プランをみて“低中容量で一層の低廉化を進めるサービス”として大きく評価しました。
ただし間違って解釈してはいけないのは『4つの料金プランがある・・・』というわけではないこと。
契約は1つ。
月々使ったデータ通信量の分だけ支払いが発生するというサービスで、4つのサービスがあるわけではなく1つのサービスとして成り立っています。
分かりにくいので具体的な例をあげてみます。
(例)先月使ったデータ通信量は5GBだった。でも今月は3Gしか使わなかった場合。
→先月の支払料金は10GB(3~20GBの間)も使ってしまったので¥1,980円。
→今月の支払料金は3GB(1~3GBの間)しか使わなかったので¥980円。
つまり『UN-LIMIT Ⅵ』では、電話料金のように使った分のデータ通信量に見合った料金を支払う仕組みになっているんです。
これはahamoやPovo、ソフトバンクonLINEにはないユーザーの様々な通信の使い方に寄り添ったサービスと言えます。
データ通信をあまり使わないライトユーザー。
月でデータ通信量が大きく変動する中級ユーザー。
データ通信をたくさん使うヘビーユーザー。
『UN-LIMIT Ⅵ』なら、どんなユーザーでも使ったデータ通信量分だけを支払えばいいのです。
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【特徴④】店頭で受付・相談
ドコモやau、ソフトバンクが2021年3月からサービスを開始するahamo、Povo、ソフトバンクonLINE。
いずれも20GB/月で¥2,980円(auは5分間の通話無料含む)という安価なサービスでいまのところ注目が集まっていますが、唯一の欠点は、受付、契約、相談の全てがネットでのオンラインでしかできないということ。
今までドコモやau、ソフトバンクなどで契約していた人は、料金の見直しだったり、ポイントに関すること、あるいはスマホの不具合や修理、操作のことなど、それぞれの店頭に足を運べばよかったのですが、ahamoやPovo、ソフトバンクonLINEに移行後はすべてインターネットで自力で行う必要があります。
それに比べ、楽天モバイルでは各地域のお店で、『UN-LIMIT Ⅵ』に関する受付や契約、不具合や操作に関する相談などを受けることができます。
【特徴⑤】楽天アドレスがもらえる
楽天モバイルがahamoやPovo、ソフトバンクonLINEよりも優っている点、それは楽天専用のキャリアメールが使えるということです。
三木谷社長いわく、楽天モバイルでは楽天専用のメールアドレスを準備し、2021年夏から付与してくれるらしいのです。
楽天専用のメールアドレスが「無料」で付与されるのかどうかは未定ですが、きっと楽天モバイルのユーザー同士がキャリアメールを使うことで何らかのメリットがあるはずなので、これから期待したいところです。
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現行プランとの共通点
楽天モバイルが発表した『UN-LIMIT Ⅵ』と現行のUN-LIMIT Ⅴ(アンリミテッド5)で共通するサービス内容をまとめてみました。
『UN-LIMIT Ⅵ』が現行プラン(UN-LIMIT V)と共通するサービス内容は主に6つ。
- ¥2,980円で4Gも5Gもデータ無制限
- 1年間無料キャンペーン対象
- 通話は楽天専用アプリを使えば無料
- テザリングが使える
- 各種手数料が全て無料
- ¥8,000分楽天ポイント(有効期限あり)
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【共通①】2,980円でデータ無制限
楽天モバイルが発表した『UN-LIMIT Ⅵ』は現行のサービスUN-LIMIT Ⅴ(アンリミット5)の意志を引き継いだ料金プラン。
これまでのUN-LIMIT Ⅴデータ無制限¥2,980円(税別)の料金サービスは、そのまま『UN-LIMIT Ⅵ』に移行します。
楽天モバイルといえば月¥2,980円でデータ無制限で利用できる「UN-LIMIT Ⅴ」が超有名。
『UN-LIMIT Ⅵ』ではUN-LIMIT Ⅴ(アンリミット5)の意志を引き継いで、20GB以上の通信は¥2,980円で無制限で利用することができます。もちろん5Gも通信制限なく利用することができます。
【共通②】1年間無料キャンペーン対象
楽天モバイルと言えば300万人限定の『1年間データ通信無制限 無料キャンペーン』が有名。しかし残念ながら1年間無料キャンペーンは2021年4月7日をもって終了となり、2021年4月8日からは初回3ヶ月基本料金無料に切り替わりました。
2020年4月から始まった『300万人まで1年間データ通信無料キャンペーン』は強烈で、楽天モバイルはこの無料キャンペーンで新規ユーザー数を飛躍的に伸ばしました。
登壇した三木谷社長いわく、2021年の春ごろまでには、全国の人口の8割をカバーする加入者が見込まれているそうです。
さらに登壇した三木谷社長は、1年間無料キャンペーンの対象となる残り人数が『80万人』であるとも述べました。
そして時は経ち・・・・
2021年4月7日をもって1年間データ無制限無料キャンペーンは終了。
1年間無料キャンペーン
↓↓↓
2021/04/07 終了
これからUN-LIMIT Ⅴに1年間無料キャンペーンで申し込む方は、『UN-LIMIT Ⅵ』に移行した後も無料キャンペーンの対象となります。
【共通③】楽天アプリで通話無料
楽天モバイルの『UN-LIMIT Ⅵ』では、UN-LIMIT Ⅴ(アンリミット5)に引き続き、楽天の専用アプリ「楽天Link(リンク)」を使うことで、すべての国内通話が無料になります。
通話に関して言えば、『5分間』の無料通話にしか対応していないahamoやPovo、ソフトバンクonLINEに比べ、楽天モバイルではアプリを使うことで『電話かけ放題』であるので楽天モバイルの圧勝といえるでしょう。
【共通④】テザリングが使える
『UN-LIMIT Ⅵ』は旧サービス(UN-LIMIT Ⅴ)と同様に「テザリング」が使えます。
旧サービスUN-LIMIT ⅤからUN-LIMIT Ⅵに自動更新した後もテザリングを使ってサクサクとインターネットが利用できます。
パートナー回線でありしかも通信速度を『低速モード』に設定していても、ネットに繋げてブログ更新もWeb閲覧も不自由なくできちゃいます。
以下の写真は『my楽天モバイル』アプリを使い通信速度を「低速モード」に抑えながら、実際にテザリングをしている様子。パソコン側では「ネットワーク 接続済み」と表示され、楽天モバイルを利用しているiPhone側ではネットワーク共有の「テザリングマーク」が表示されています。
パソコンとテザリングで接続中 低速モードでも問題なし
このように楽天モバイルではデータ通信無制限でテザリングができるので、wifiがない場所でも安心してインターネットを使うことができます。
しかも通信速度はそこまで遅くないです。
【共通⑤】各種手数料が全て「無料」
『UN-LIMIT Ⅵ』がUN-LIMIT Ⅴ(アンリミテッド5)と共通する点として、以下の各種手数料が撤廃されすべて「無料」でできることは触れておくべき利点といえます。(ZERO宣言)
- 契約事務手数料 →¥0円
- SIM再発行手数料 →¥0円
- SIM交換手数料 →¥0円
- MNP転出手数料 →¥0円
- 契約解約料 →¥0円
とくに「MNP転出手数料」と「契約解約料」が発生しない点について、今後他のMNOやMVNOが新たな魅力的料金プランを発表したタイミングで、乗り換えるを前向きに考えさせてくれる要素として捉えることができるので、個人的には一番満足できる点だと思っています。
【共通⑥】¥8,000円分楽天ポイント獲得(有効期限あり!)
11月に楽天モバイルに新規加入した私の手元に、3ヶ月という月日を経てようやく楽天ポイントが届きましたっ!
楽天モバイルに加入すると、¥8,000円分の楽天ポイントがもらえますっ!!
新規加入で獲得した楽天ポイントは、スマホ画面(my 楽天モバイル アプリ)で以下のように確認することができますよ♪
ただし、新規加入で得た¥8,000円分の楽天ポイントには有効期限があるので注意!
新規加入で獲得する楽天ポイントの有効期限
↓↓↓
発行日から半年(6か月)
私の場合、楽天モバイルに11月12日に契約し、その約3ヵ月後になる2月28日に楽天ポイントを受け取ることができましたので、使える期間はその6ヵ月後の8月27日まででした。
現行プランと違う点
『UN-LIMIT Ⅵ』が現行サービスのUN-LIMIT Ⅴと大きく違う点は、20GB未満の通信料金が¥2,980円 から¥1,980円になるという点。
現行サービスであるデータ無制限 一律¥2,980円のUN-LIMIT Ⅴ(アンリミット5)は、月々のデータ通信をよく使うユーザーにとってはメリットでしたが、データ通信を少量しか使わないユーザーにとっては非常に高い料金設定でした。
それが『UN-LIMIT Ⅵ』では、1GBしか使わない人は『無料』、1~3GBまでしか使わない人は¥980円、3~20GBまで使う人は¥1,980円という具合に、ユーザーの使い方に寄り添った細かな料金設定がされています。
新プランへの切り替え
UN-LIMIT Ⅴは2021年4月からサービス開始予定の『UN-LIMIT Ⅵ』のスタートとともにそのサービスに幕を下ろします。
すでにUN-LIMIT Ⅴに加入している人は、2021年4月1日の『UN-LIMIT Ⅵ』サービスのスタートとともに自動で『UN-LIMIT Ⅵ』のサービスに切り替わります。
これからUN-LIMIT Ⅴに加入したいと思っている方は、300万人まで残り80万人を切った1年間データ通信無制限 無料キャンペーンの対象になり、加入後『UN-LIMIT Ⅵ』の契約に自動移行後も1年間無料となります。
UN-LIMIT Ⅴ 2021/3月末 END
↓
4月1日 UN-LIMIT ⅥがSTART!
他社との違い
冒頭の比較表からUN-LIMIT Ⅵとahamo、Povo、ソフトバンクonLINEとの大きな違いは、UN-LIMIT Ⅵの方が月々に利用するデータ通信量によって細かな料金設定がされているということです。
通信量 | UN-LIMIT Ⅵ | Povo/LINEMO | ahamo |
---|---|---|---|
1GB迄 | ¥0円 | ¥2,480円(税別) | ¥2,700円(税別) |
1~3GB迄 | ¥980円(税別) | ¥2,480円(税別) | ¥2,700円(税別) |
3~20GB迄 | ¥1,980円(税別) | ¥2,480円(税別) | ¥2,700円(税別) |
20GB以上 | ¥2,980円(税別) | ¥2,480円(税別) | ¥2,700円(税別) |
この細かな料金設定の中で、最も魅力的な内容は通信量1GBまでだと¥0円という点でしょう。
月々1GBも通信量を消費しない方にとっては最もコスパに優れた通信サービスだと思います。
1GB未満しか使わない人は、楽天モバイルに乗り換えることも良いかと思います。
よくデータ通信を行う人とそうでない人、あるいは月によってデータ通信の使用量が多く違う場合など、現代社会の様々なユーザーやさまざまな場面、ニーズを想定した工夫がこの細かな料金設定を生んだと言えるでしょう。
UN-LIMIT Ⅵをオススメしたい人の条件
楽天モバイルが2021年4月1日から始まる『UN-LIMIT Ⅵ』をオススメしたい人の条件を上げてみます。
ahamoやPovo、LINEMOより楽天モバイルの『UN-LIMIT Ⅵ』の方がお得である人の条件はズバリ
- あまりインターネットをしない人
- ネットより電話することが多い人
- wifi接続で事足りている人
✓インターネットをしない人
普段の日常で、あまりインターネットをしない方は楽天モバイルが断然お得です。
その理由は、簡単。
¥0円だから。
月に1GB未満しかデータ通信を使わない人は、月々の料金は¥0円。しかも期間限定はありません。
ずっと¥0円プランは、現行のUN-LIMIT Ⅴが1年間でピリオドになった経緯からして、おそらく2022年3月末まで続くと思われます。
✓電話をよくする人
電話をよくする人。
そういう方にも楽天モバイルはオススメです。
楽天モバイルでは、楽天専用アプリ『楽天 Link』を使うことで電話がかけ放題になります。
電話をかけた相手が楽天モバイル(=楽天Linkを使用していない)でない場合も、国内通話であれば楽天Linkアプリから電話をかけることで電話料金は無料です。
例えば家族全員が楽天モバイルに加入すれば、家族同士楽天Linkアプリを使って何時間話しても電話は『無料』。もし楽天モバイル以外の家族に電話するときも、楽天Linkから発信することで電話代は無料ということになります。
SMS(ショートメール)についても同様、楽天Linkで発信する場合もすべて無料になります。
ただし国内に限った発信であることだけ注意してください。
電話もSMSも、楽天Linkアプリから発信すれば相手が楽天モバイル以外であっても全て無料!!
✓wifi接続で事足りている人
自宅、職場、カフェ、レストランなどのwifi環境が普段の生活の中で整っている人。
1日のうちほぼwifiでインターネットを使うことがない人にとっては、楽天モバイルがオススメです。
インターネットをしないわけではないけれど、wifiに接続して通信を行うことが多い人は、そもそも楽天モバイルのデータ通信を消耗せずに済みます。
つまり、1GB/月未満に該当する人であり、¥0円に抑えることができる可能性があります。
1GB未満になることはないけれど、せいぜい使って3GB未満であれば¥980/月で抑えることもできます。
新プラン「Q&A」
今回楽天モバイルが発表した『UN-LIMIT Ⅵ』は、ahamoやPovo、ソフトバンクonLINEよりも
- 安い
- 使える通信量が多い
という点においてユーザー想いの良心的な料金設定になっています。
しかしまだまだ不明な点もいくつかありますので、回答できる範囲のものを少しまとめておきます。
【Q1】対応端末について
楽天モバイルの『UN-LIMIT Ⅵ』で使える端末について具体的なことはまだ分かっておりませんが、おそらくUN-LIMIT Ⅵ(アンリミット5)のサービスで利用できる端末はそのまま利用できると思われます。
UN-LIMIT Ⅵで使えるiPhone
UN-LIMIT Ⅵで利用できるiPhoneは11機種。
機種 | 4G | 5G | 通話 | SMS | テザリング |
---|---|---|---|---|---|
iPhone12ProMax | 〇 | 〇(楽天回線) ×(au回線) | 〇 | 〇(楽天回線) ×(au回線) | 〇 |
iPhone12Pro | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhone12/12mini | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhone11ProMax | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhone11Pro | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhone11 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhoneXS Max | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhoneXS | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhone XR | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
iPhoneSE(第2) | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 |
UN-LIMIT Ⅵで利用できないiPhoneは12機種。
- iPhone X
- iPhone8
- iPhone8 Plus
- iPhone7
- iPhone7 Plus
- iPhone6s
- iPhone6s Plus
- iPhone6
- iPhone6 Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone5s
- iPhone5
UN-LIMIT Ⅵで使えるandroid
利用できるandroidスマホは以下の10メーカー。
機種の詳細は以下の画面をクリック↓。
iPhone12miniをUN-LIMIT Ⅴで利用している私は、楽天モバイルでiPhoneを使用して不便に感じることはほぼ皆無。通話もデータ通信も品質に問題なく利用することができています。
唯一iPhone以外の人からのSMS(ショートメール)の送受信がiMessageアプリでできないという点もありますが、楽天の専用アプリ「楽天Link」でできるので問題なし。
【Q2】楽天回線エリアについて
楽天モバイルの通信サービスは国内の大手通信キャリアの料金サービスの中で最も安価でユーザー目線に立ったサービスと言えます。
しかし楽天モバイルには最大の欠点があります。
それは、楽天回線エリアがまだまだ少ないということ。
ドコモやau、ソフトバンクの回線に比べると回線エリアがまだまだ限定的である楽天はちょっと致命的。楽天回線がつながらないエリアではパートナーau回線を使い5GB/月までの通信制限があるのが難点です。
月に5GB以上の通信を行うと通信速度が1Mbpsに減衰します。
その点、ahamoやPovo、ソフトバンクonLINEは20GBまでどこでも信速度制限なしで利用できるメリットがあります。
¥200円で1日通信無制限→Povo
しかし2021年1月末の三木谷社長の登壇では、4G用の基地局つまり楽天回線アンテナは11,500局を超え、将来的には宇宙から衛星で国内だけではなく全世界で楽天回線が使えるようになるということでした。
【Q3】データ無制限について
楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵでは、20GB以上のデータ通信は無制限としています。このデータ通信無制限については、UN-LIMIT Vと同様に、楽天基地局(アンテナ)に接続しているときに限定されます。
そもそも楽天回線エリアではない地域が多い中、結局パートナー回線(au)で接続して通信するしかないので、5GB超過したときは通信速度が1Mbpsに制限されるだけ。
データ通信ができなくなるというわけではないので安心してください。
【Q4】2回線目以降の料金
楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵでは1回線のみの契約であれば、0~1GBまで¥0円です。
しかし、2回線目以上の契約からは1GB未満の使用で¥980円(税別)かかります。
2回線以上の契約を検討される場合にはご注意ください。
【Q5】パートナーau回線5GB超過後の料金について
楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵでは、UN-LIMIT Vに引き続き楽天回線エリアではない地域は『パートナー回線』と呼ばれるauの回線で接続されます。
このパートナー回線(au)エリアでは5GB超過後に通信速度が1Mbpsに制限されます。
パートナーau回線接続エリアで5GBを超過し通信を行った場合は3~20GBの領域にカウントされます。
つまり、パートナー回線エリアで5GB超過した場合の料金は20GB以内であれば¥1,980円(税別)となるわけです。
なので今現在UN-LIMIT Vを契約していてパートナー回線エリアで使っている方は、¥2,980円→¥1,980円に値下がりすることになります。ただし5GB以上で1Mbpsの通信速度制限が付いてくることに気を付けてください。
もちろん1年間データ無料キャンペーン期間中であれば、UN-LIMIT Ⅵの契約に切り替わった後も¥0円です。キャンペーン終了時手で月5GB超過で¥1,980円(税別)になります。
【Q6】通信速度制限(1Mbps)について
楽天モバイルUN-LIMIT Ⅵのサービスに限らず、ドコモやau、ソフトバンクでも月々の通信量を超えた場合の『通信速度制限』。
制限されたあとの通信速度は1Mbps。
「1GBまで!」、「5GBまで!」 という表現は、『高速通信ができなくなる・・・』というだけであって、通信ができなくなる!ということではありません。
高速通信ができない=通信速度が『1Mbpsになる』というだけ。
では、通信速度が1Mbpsになることでできなくなること、つまり不自由に感じるのかというと、むしろできなくなることは少ないです。
・通信速度1Mbpsでもできること → こちら
実際、田舎でパートナー回線で楽天モバイルを使っている私は、5GB超過後の通信速度について何不自由なく使えています。
・田舎暮らしの楽天モバ通信速度&料金 → こちら
まとめ
楽天モバイルが発表した『UN-LIMIT Ⅵ』は、ahamoやPovo、ソフトバンクonLINEに対抗したユーザー目線に立った通信サービスであり、「料金」と「通信量」の両方で非常に良心的なサービスであると感じました。
欲を言えば、3~20GBという通信量の幅を「3~10GB」、「10~15GB」、「15~20GB」という具合にもっと細分化して欲しかったと思いました。
どこよりも安く、どこよりもユーザー目線の楽天モバイル UN-LIMIT Ⅵ。
今なら『1年間無料キャンペーン』で、UN-LIMIT Ⅴから加入しても4/1からのUN-LIMIT Ⅵにも無料キャンペーンが適用されます。
コメント
コメント一覧 (7件)
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